MBコラボでは 助産師が
「周産期~乳児期の保健/育児指導の専門家(エキスパート)」
という位置づけになることを目指しています
また、そのために
助産師であれば「誰でもできる」
保健/育児指導内容を検討し、提案するための勉強会を月一回定期開催しています
このページでは勉強会の報告の過去ログをまとめています
最新の勉強会情報は【 勉強会 】をご覧ください
第1回:平成27年2月26日(木)
「どんな内容の指導が必要か?」を考えて行くために
妊娠中の女性や育児中の女性から聞かれた質問
病院の中で話されている指導
助産師ごとの指導のばらつき。。。などなど
日頃、「今どきの ○○は・・・」とグチってしまうことを
グチだけで終わらせないためにと、たくさん出てきて、あっという間の4時間でした(^_^)
次回までに、それぞれの活動の場で自然とやっていることを
改めて意識して、メモして、持ち寄ることを「ぷち宿題」にしました
次回は、それらの中から、指導カテゴリーが見えてきたらいいなぁと思っています
第2回:平成27年3月26日(木)
今回も「どんな内容の指導が必要か?」を考えて行くために
前回出てきた項目に加え、1ヶ月間で出てきた項目も加えたのち、
どんなカテゴリー分けができるかを検討しました
思ってた以上に、いろんなカテゴリーがありました
でも、今の項目・カテゴリーは
参加者の経験、知識から出てくる非常に主観的なものです
次回(4月23日)はそれぞれが持っている教科書や
保健指導の参考書などを持ち寄り
今日出てきたものに欠けている項目を検討してみたいなぁと思います
第3回:平成27年4月23日(木)
今回は「どんな内容の指導が必要か?」を考えて行くために
前回までの経験から出てきた項目の抜けがないかを検討するために
教科書や保健指導の参考書から項目の洗い出しをしました
そこで気が付いたのが、やはり、さらっと項目だけ記載されていて
具体的に「何を どうするのか」までは書かれていないこと
異常の早期発見や、安全が守られる段階の項目に重点がおかれ
(医療従事者としては当然のことです!)
心象としては、ずいぶんあっさり、かつ、これだと、
指導をする側としても心もとないし、指導される側としても足りないよなぁ
という印象を共有しました
そして、カテゴリー分けしたものをどう系統づけていくのか
そもそも、カテゴリー自体が多すぎない?というように話は流れ、
お母さんたちが、私たちに「不安」を相談する切り口は「発達」が多いよね~となりました
そして、保健指導、育児指導をするにあたって、もう少し、乳児の発達を見直してみようと
なりました
次回(5月28日)はそれぞれが持っている乳児の発達に関連した教科書や
保健指導の参考書などを持ち寄り
発達の見直しと、そこから、助産師がおさえるべき発達の項目は何か、
どのようにすれば、それが理解しやすくなるかなど検討してみたいと思います
興味、関心をお持ちの方、ぜひ、参加しにきてくださいませ!
第4回:平成27年5月28日(木)
今回は「助産師に必要な乳児の発達に関連した知識は何か」を考えて行くために
それぞれが持っている乳児の発達に関連した教科書や保健指導の参考書を持ち寄り
話し合いました
最初は具体的な乳児の発達に関しての話をしていたのですが・・・
それぞれの経験や、疑問、不安などが話題に上がるにつれ
医師や保健師でない「助産師」が乳児の発達に関連した知識を
異常の早期発見、早期治療につなげるため以外の目的で
どう活用するの?と移り変わり、
最後は、なんと「育児行動モデル(仮)」まで思いついてみました~
こんな風に、その日の参加メンバーの顔ぶれ、話題の流れから
フレキシブルな、発想、話題の変更ができ、
ついでに、新しい発見まで至る(ただし、今後の検証は大切!)のが
勉強会のいいところ!
次回(6月25日)も、今日の学びを深めることを目標に
「助産師が指導に必要な発達に関連した知識」が何か、
それをどう活用するのか、などを中心に検討してみたいと思います
引き続き、それぞれが持っている乳児の発達に関連した教科書や保健指導の参考書など
参加をされる方は、ご持参にご協力お願いいたします。
興味、関心をお持ちの方、ぜひ、参加しにきてくださいませ!
第5回:平成27年6月25日(木)
今回は「助産師に必要な乳児の発達に関連した知識は何か」を考えて行く予定でしたが、
MBコラボ講師の一人たにしげが、先日行われた「JALC 勉強会in神戸」に参加してきましたので、
その伝達講習会といたしました。
そのときの最新情報を得るということも、保健指導・育児指導をするうえで
大変大切であると考えていますので、
今後も機会があれば、それを行っていくなど、自由な勉強会でありたいと思います。
さて、MBコラボの企画全体としましては活動休止を表明しておりますが、
この勉強会活動は継続していくことを決断しました!
セミナーやクラス活動は活動日の日数・それに伴う事前準備の煩雑さにかけられる
時間的余裕がどうしてもとれず、クオリティを維持することができない
また、クオリティを落とすことはしたくないので。。。活動休止せざるを得ません(T.T)
でも、勉強会は「今」そして「明日(未来)」に活かすことができますので、
継続したいと思います!
ですが、活動場所については変更したいと思います。
原則、四条烏丸近辺のカフェなどで場所を変えながら、行います
人数が多くなってきましたら、島本町のお教室をお借りすることとしました。
そのため、当日参加は難しくなりますので、ぜひ、事前に参加表明お願いいたしますm(_ _)m
次回(7月23日)は、前回の目標
「助産師が指導に必要な発達に関連した知識」が何か、
それをどう活用するのか、などを中心に検討してみたいと思います
引き続き、それぞれが持っている乳児の発達に関連した教科書や保健指導の参考書など
参加をされる方は、ご持参にご協力お願いいたします。
興味、関心をお持ちの方、ぜひ、参加しにきてくださいませ!
第6回:平成27年7月23日(木)
やっと、涼しい日が出てきましたが、今年の夏は暑かったです
勉強会報告が、す~っかり、遅くなってしまいました。。。
今回は「助産師に必要な乳児の発達に関連した知識は何か」を考えて行く予定でしたが、
MBコラボ講師の一人たにしげが、8月から、普段のお仕事先で、
助産師学生さんや看護学生さんの実習が始まり、その中で、ミニ講義を担当することが
決まっています
その講義で話すこと、内容、伝え方などをたにしげが構成したものを中心に
学生さんが知っておくべきこと、知っておいてほしいことは何なのか
助産師学生さんと看護学生さんとの違いをどこで出すか
How to として、伝えることは何で、それはどうしてか
応用ができるように、考えられるような土台の提供としてすることは何で、どうするのか
などなど。。。
濃密な勉強会になり、あっという間に時間が過ぎました。
こんな風に、勉強会の内容の持ち込み企画も歓迎しています!
次回(8月27日)は、前回の目標
「助産師が指導に必要な発達に関連した知識」が何か、
それをどう活用するのか、などを中心に検討してみたいと思います
引き続き、それぞれが持っている乳児の発達に関連した教科書や保健指導の参考書など
参加をされる方は、ご持参にご協力お願いいたします。
原則、四条烏丸近辺のカフェなどで場所を変えながら、行います
興味、関心をお持ちの方、ぜひ、参加しにきてくださいませ!
第7回:平成27年8月27日(木)
今回の勉強会では、
出席者の最近の保健指導の症例を通して
妊娠期~育児期にまつわる様々な療法、考え、グッズ類などなど
いわゆる「エビデンスがない」ことに対して
どう発言していくのが、「助産師として」望ましいのかを検討しました
そもそも、「エビデンス」をどう考えるかというところから
話が広がり、一応、一定の見解はみえたように思います
また、「羊水塞栓での死亡症例があった」という情報が提供さいれましたので
そもそもの、羊水塞栓の病態生理から始まり、
予測はどうするのか、何ができるのか、どう動くのかなど
近隣にある大型書店にも足を運び、ちょこっと、専門書をのぞいたりもして(^_^;)
検討をしました
次回(9月24日)は、
MBコラボが
「骨盤をしめた方がいいんですか?」という質問に対して
助産師として、どう答えていくか
を フローチャートとして作成しましたので
その内容の検討をしてみたいと、思います
原則、四条烏丸近辺のカフェなどで場所を変えながら、行います
興味、関心をお持ちの方、ぜひ、参加しにきてくださいませ!
第8回:平成27年9月24日
今回の勉強会は、前回8月の勉強会で
「骨盤をしめた方がいいんですか?」という質問に対して
助産師としてどう答えていくか
をフローチャートで作成していたので、
その内容の検討、エビデンスを明示していこうを
テーマに行いました。
まず、最初に大きくつまずきました・・・(T.T)
その原因を話し合っていく中で
そもそも、
妊娠・出産による形態的な変化を
教科書レベルで明示すること、理解できていないことが
現状の原因なのではないかと仮説として一致しました。
そこで、次回は、解剖生理学書や産科の教科書を持ち寄って、
まず、そこから整理しようとなりました。
その後は、「骨盤をしめた方がいいんですか?」のフローチャートに
途中からでも,結ばれていくような類似した問い合わせを抽出したり、
そこから引き出された「産後の養生」についての見解などを話し合いました。
次回(10月22日(木))の勉強会は、前に記載した
妊娠・出産による解剖学的・生理学的・形態的変化を整理する
をテーマに行いたいと思います。
*10月29日(木)に変更しました
原則、四条烏丸近辺のカフェなどで場所を変えながら、行います
興味、関心をお持ちの方、ぜひ、参加しにきてくださいませ!
第9回:平成27年10月29日
今回は、前回気がついた
妊娠・出産による形態的変化を
教科書レベルでもう一度見直そう
をテーマに、それぞれが持参の解剖学書や生理学書、教科書を持ち寄りました
それぞれの資料から記述を抜き出して、ノートに書くことから始めました
改めて見直すと、教科書の表現がやはり、端的にまとめられているけど、
イメージしにくく、記憶に残りにくいなぁという印象を抱きました
でも、やっぱり、意外と
忘れているなぁとか
え?初めて知った
ということもあり、なかなか有意義な作業でした
しかし!
10冊以上も集まったので、一回の勉強会で網羅するのは無理でした・・・
そこで、残りは持ち帰って宿題にすることにしました
次回は都合により第3週11月19日(木)に行います
今回の宿題の結果を持ちより、そこから見えてくる
妊娠・出産による解剖学的・生理学的・形態的変化をふまえた
ケアの根拠について検討をしていきたいと思います
原則、四条烏丸近辺のカフェなどで場所を変えながら、行います
興味、関心をお持ちの方、ぜひ、参加しにきてください
第10回:平成27年11月17日
記念すべき、10回目の勉強会でした!
今回は
妊娠・出産による解剖学的・生理学的・形態的変化をふまえた
ケアの根拠について検討するために
前回からの宿題でもある教科書を見返してどうか
から始めるつもりでした
が!!
いつもより1週間前倒しでの開催だったために
最後までたどりつけていない状態でした(>_<)
そこで、作業を続行するために、現時点での印象を述べあうことにしました
驚くべきことに、印象が一致していたのです
書かれていること、思ってた以上に少ない
というより、
自分たちが「根拠」と思っていたことが、
思っていた以上に、飛躍しているのではないか
ということでした。
ただ、持参していた書籍類が発行されてから15年前後経たものばかりだったので、
もしかしたら、最近の教科書には書かれているかもと考えました。
そこから、やはり医学生や医師の勉強する「産科学」の教科書を
通読する必要性に納得し、
最近はどのような教科書が販売されているのかなどを調べ、
1万円越えの教科書を買うのは経済的に厳しいけれど、
最近のものを購入し、それを読むことにしました。
その後、書店を回り、購入の目安をつけたりしました。
次回は12月の予定ですが、気ぜわしい時期でもありますので、
一回飛ばし、
来年1月28日(木)にやることに決定しました。
そのときまでに、何らかの「産科学」の教科書の最新版を手に入れ、
それを、
「妊娠・出産・産後」に体に起こっていることに注目して読み解いてくることを
宿題にし、
それをもとに
妊娠・出産による解剖学的・生理学的・形態的変化をふまえた
ケアの根拠について検討をしていきたいと思います
原則、四条烏丸近辺のカフェなどで場所を変えながら、行います
興味、関心をお持ちの方、ぜひ、参加しにきてください